シングルマザーのとりとめのない日常

離婚を経て学んだこと、愛する人から学んだこと

娘の想い 2016

家を出て、元夫とはなれてくらす1年間の中で
娘の父に対する想いはいつもゆらいでいた


娘は、自分の苦境よりも、家族がばらばらになることがいやであった
娘は、自分の苦境よりも、家族みんなで暮らしたかった


娘は、自分の大切な宝物を壊した父が許せなかった
娘は、自分のがんばりを認めてくれない父が許せなかった
娘は、自分に暴力をふるう父が許せなかった
娘は、母親がいないところで、自分を怒ってばかりいる父が許せなかった


娘は、父親がいないという現実がいやであった
娘は、元夫ではないやさしい父親がはやく見つかればいいと思った


娘は、父親が病気だと知り、心配であった
娘は、父親が一人で東京に暮らしていると知り、さみしいと感じているかもしれないと心配であった
娘は、父親が自分に会いたがっていると聞き、その気持ちにこたえてあげたいと思った


娘は、父親に会い、娘の記憶の中の父親と比較して明るくなったと安心した
娘は、父親の元気そうな姿を見て安心した


娘は、父親に会い、また以前のように突然怒り出すか不安であった
娘は、父親に会い、忘れかけていたつらい記憶を思い出してしまった
娘は、父親と会うときには、必ず母にはそばにいてほしいと思った


娘は、父親には たまに会えるだけでよいと思った
娘は、父親には 月に一度会えれば十分だと思った