シングルマザーのとりとめのない日常

離婚を経て学んだこと、愛する人から学んだこと

友達の作り方

元夫と離れ、家庭の平穏が保てるようになりました。
娘の学校生活もようやく落ち着きを見せる一方、娘の心の中は傷だらけです。


進級し、男性が担任となり、過去のフラッシュバック、幻聴などに悩まされ、
おだやかな季節の中で一人見えない苦悩と戦う日々を過ごしていました。
精神科にも相談をしましたが、娘自身には問題はなく
心配なのはむしろ私のほうだと医師はいいます。


夏を迎える頃から症状は治まり
今はすっかり心の安定は取り戻せたものの
友達の作り方がわからなくなってしまったと
今度は見える苦しみと戦うことになりました。


親友と思える友人ができたにもかかわらず
理由がわからないままその親友が自分から離れてしまったこと。
遊ぶお友達が簡単に見つけられなくなってしまったこと。
遊ぶお友達が見つからない日もあること。


そんな出来事を繰り返しながら、母へ不安をぶつけることなく
朝はいつも笑顔で「いってきます。」とでかけ
私が帰宅すれば、笑顔で「おかえりなさい。」と彼女は迎えてくれます。


おだやかに家庭を過ごす娘。
母には見せない心の闇。
プレイセラピーではそんな娘の葛藤が出ていることを聞き少しほっとした私がいます。


私が伝えられることは、
勇気をもって自分から声をかけることをあきらめてはいけない。
親友は作ろうと思ってできるものでもない。
親友はいつかできたら幸運だと思う程度がちょうどいい。
一人でも楽しく過ごせるように自分の好きなこと、やりたいことをもつこと。


ため息が出るくらいに無力な母であるが
娘は「だいじょうぶだよ。」と、逆に母を励ましてくれるのです。